片づけの向こうがわ
2020/06/22
結婚したばかりのころ
持ちすぎなほどにモノが多くて
2LDKのアパートのうちひと部屋は
もの置きがわりに使っていました
モノがたくさんあったころ
夫のことを責めていました
毎日どれだけやっても終わらない
明日以降もつづいていく家事は
とことんわたしを追い込んで
心の底まで疲弊させました
仕事があれば
家事をやらない理由にできそう
家族が増えたら
もっとしなくちゃいけない事だらけ
そんなの無理すぎる
マイナスなことばかり
頭の中をぐるぐるしていました
そんなこと夫は知る由もなく
家事をするのは「好きだから」
本気でそう思っていたそう
わたしって、
もしかしてかなりの演技派?!
モノがたくさんあったころ
暮らしのいろいろを
夫に教えるのが
とにかく面倒でした
どこになにがあって
これはこうじゃないといけない
その工程はいちいち複雑すぎ
「そんなことすら、わからないの?!」
イライラを加速させる妻は
さらにエスカレート
「わたしのこと、どうでもいいと思っているから
そんなこともわからないんでしょう?」
それでは協力したくもなくなるよね
いまならわかります
モノを減らして
暮らしをシンプルにしました
自宅を兼ねたリラクゼーションサロンは
「すっきりしてますね」とみなさまにも好評
その秘密は
ただ「持たない」だけ
ほんとうにシンプルです
モノを持たなくなっただけで
暮らしが激変しました
あれもこれもと抱えていた家事
いまではそのほとんどを
夫が担当しています
必要な量を理解して
モノの定位置を決めるだけ
あれこれ考えなくても
からだが勝手に動いてくれる
そのくらいの小さな暮らしが
ちょうどいい
複雑なこと
むずかしいこと
なかなか伝わらずイライラしてたこと
一切合切なくなりました
「片づけ」なくても片づいている
「ちゃんとしなきゃ」のプレッシャーもない
片づけの向こう側は
夫婦仲良しお気楽生活
からだのケアも
顔を洗ったり
歯を磨いたりするように
頭で考えなくても
自然とからだが動くもの
そういうスタンスが
結果的に大成功につながります
かかとイチニーに慣れてきたら
つぎなるミッションは
足指グー!
コレ、なかなかむずかしいです
遊びながらやってみて
わざわざ新しい道具を買う必要も
そのための時間を捻出する必要もありません
自分をよくするために使うのも
自分のからだ
シンプルにシンプルに