いつもと変わらない「特別な一日」を過ごす
2020/06/21
「わたし」は
いろんな人たちから
いろんな影響を受けて
できている
可愛いイケメンBOYが
自らの手で一生懸命
もいでくれたきゅうり
もったいなくて
食べられそうにない
きゅうりって
標本にできるのかな
独身のころ
ステキなお洋服をあつかって
「キレイに魅せる」仕事を
していました
キレイな包み紙みたいな洋服
捨てるとき勿体なくてドキドキしたけど
見事に一枚も残っていない
ご機嫌もときめきも
変化していくのが
わたしにとってはあたりまえ
あのころのお客さまにお会いしても
今はほとんど気づかれない
もし気がつかれても
「あ、なんだかずいぶん変わられて」
そんな反応が逆におもしろい
わたしの人生は苦い
さ迷いたい放題さ迷って
その様はまるでウォーキングデッド
「どこを向いたって
そこが前なんだから」
そう言われて救われた自分が
いまは誰かにそう言っている
苦かったからこそ
それが誰かの助けとなって
活かされていく
そんな「わたし」を作ってくれたのは
このひとや
あのひとや
あんなひと
あの時は理解できなかった
あのひとからも
朝起きて
身支度すらしないままネフリ鑑賞
最新話はHuluじゃなきゃ
見れないらしいとかで
夫にせっせと入会を促す
そんな６月２１日は
新月で
金環日食で
夏至
こんなトリプル次は８００年後とかで
貴重な一日らしく過ごしてみたらいいのに
いつもと変わらない
海外ドラマ鑑賞とチョコレートの朝ごはん
これがわたしこれでいい
お昼ごはんに作ってもらったのは
ほうれん草とじゃこと明太子のパスタ
「あまり食べられないんだよね？」
の意見は即却下
「大盛でお願いいたします」
コンビニのレジとか
スーパーのレジとかで
若い女の子の買うものに興味津々
みなさん小食です
だからそんなに細いのねー
驚愕するけど自分の食欲はいつも旺盛
このごまのミルも
お客さまからのいただきもの
「ごまの香りが立つから
いくらでもかけたくなっちゃって
詰め替えがいそがしくなるよ」
「えー？！ほんとう？」
とか言って話半分でいたのに
本当のほんとうでした！
これはすごい
暮らしを見渡せば
ほとんどのことが
いろんな人の助けと影響で
成りたつ生活
「ご飯をつくるよ」
「これを使ってよ」
「じゃあわたしは施術するよ」
いつかは物々交換的な生活に
それもきっとおもしろい
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