伊豆山神社本宮まで、修験の道・・・!
2020/09/30
先日、
熱海市の「伊豆山神社」~「白山神社」~「本宮社」
にかけて、お参りに行ってまいりました
まずは「伊豆山神社」までは
本宮までの参道は837段の階段を登りますが・・・
本殿のすぐ下までバスや車で行き、
残り180段を上るのが
わたしたちのいつものコースです
(いえね、この先にすごく険しい道のりが待っているのです・・・)
途中でかわいこちゃんとイチャついて・・・
伊豆山のシンボル”赤百二龍”(せきびゃくにりゅう)
の手水舎でお清めをします
赤龍は火の力、白龍は水の力を操る守護神で
夫婦和合や縁結びの象徴ともされているそう
(実際、若いカップルがたくさんいて可愛かったです~)
伊豆山神社の御祭神は
天忍穂耳尊(アメノオシホミミノミコト)
拷幡千千姫尊(タクハタチチヒメノミコト)
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)
わたしは
「お参りに行きなさい・・・」
と、夢の中で言われることや
行ったことのない境内の様子が
ビジョンとして見えることがあって・・・
ただただいつもそれに従って参拝をしている感じで
御祭神のことやご利益のことなどはまったく知らないまま
調べようともしていませんでした
そんな話を
神社のことに詳しいお客さまにお話ししたところ、
「行った先の祀られている神様の名前を覚えておけば
どなたに呼ばれているのか、わかるかもしれませんよ」
ということで・・・
これからはこの場所に記していこうと思っています
本殿にしっかりとお参りをしたら・・・
本殿の右奥に「白山神社遥拝所」があります
ここは伊豆山神社の元宮である
「本宮社」への登り口にもなっています
この参拝路はかつて修験者の行場であった山道
・・・ここからは完全なる神域です
山道・・・険しいです
参拝路入り口から、歩くこと20分
磐座の上に「白山神社」が鎮座しています
白山神社の御祭神は
菊理媛命(ククリヒメノミコト)
古来より、病気平癒・厄難消除の神様として
暑い信仰を集めているそうなんですが・・・
・・・菊理媛
・・・くくりひめ
最近頭の中でめちゃ言われてたけど無視してたヤツ(笑)
これだったのかー!と、もう答え合わせ(!)
天平元年(729年)に
東国に疫病が流行した際に、白山の神威で
猛暑のころにもかかわらず一夜で白山神社の鎮座地に雪が積もり
病人がその雪をなめると平癒したことから
創建されたという由来があるそうです
う~む、、、
今の状況にも特効薬のようなものがあればいいのですが、、、
と、気になりながらも
ここから「本宮社」までは
まだまだ先。
ゆっくりしている暇はないんですよ、と
先を急ぎます・・・
参拝路が険しすぎて、グロッキー(笑)
「神さま・・・勘弁してくださいよ~・・・
一体何なんですか・・・」
と、文句を言う始末です
ですが
細くて暗くて険しい神域に
ついてきてくれている人がいるって心強いなあ・・・とか、
わたしの人生もこの道と同じ感じなんだとしたら
支えてくれるパートナーがいるってしあわせなことだわあ・・・とか、
やけに感謝があふれ出してきたり
そして・・・
海抜380メートルの山の上!
「本宮社」についに到着
文句を言いまくっていたのに(神さま、ごめん)
山道が険しかった分、到着のよろこびがすごい~
広々とした境内が不思議な雰囲気の場所でした
疲れもすっかり吹き飛んで、ご機嫌です
お天気のいい日は、遠くに初島を望むことができます
(下山の最中には、大島もみえる日があります)
ピュアアムリタのお客さまの事も
もちろんしっかり御祈祷して参りました
はあ~・・・ですが
あまりにも道が険しすぎて、
下山後のアスファルトで舗装された道路が
心からありがたいと思えた一日でした