心地よさは、人それぞれ
2020/11/29
いくら大好きでも
毎食チョコレートを食べれば
頬にぽちっとできものが現れるし、
エビの入らない生春巻きなんて
考えられないのに、
食べると蕁麻疹が出る
自分の、
「心地よさ」
「心地よい量」
「心地よい距離」
って・・・
案外、むずかしいですよね
一流のものに触れる大切さを
教えてくれる
大好きな先輩が、います
一流の料理に、
一流のワインに、
一流のホテルに、
一流の衣類に、
一流の宝飾に、
一流の調度品に、
一流の車に、
一流の付き合いかた
はじめは、
「ほおおおお、すごいすごい。」
なんて
感動するし、感激するし、感謝する
けれどもともとが・・・
漬物と炊き立ての白いご飯と
出来立てのお味噌汁があったら
もうそれだけでご機嫌で、
そこにサバのみりん干しの
焼いたのなんて添えられたら至極しあわせ♡
と、感じてしまう性分のわたしたちは
「一流のものに触れ続けるのも
結構、大変なのね・・・ヒィヒィ・・・!」
なんて、言う始末で(笑)
やっぱりウチはそういうの、
年に数回かで充分かもなぁ・・・なんて
根っからの庶民派であることを
再確認しています
すごいすごい、とか
感激とか勢いだけで
わぁーっと押し流されてしまうと
進もうとしていた道の
足元が見えなくなるというか、
遠くに見ていた光を
見失いそうになるというか、
途端に自分の感覚が
濁っていくのがわかります
そうすると
豊かさの循環がピタリと、止まる
誰かにとっての「心地よさ」が
自分にも当てはまるとは限らないから
毎瞬、毎瞬、
違和感を逃さないように
感覚に正直にありたいと思ったのでした
プリミ恥部さんの
「気をつかったら、即死」
この意味が最近分かるようになった
気がしています
そしてわたしは、
毎食後チョコレートを食べては
頬にできるぷつぷつに悩み
蕁麻疹が出るとわかりながら
エビ入りの生春巻きを
食べ続けるでしょう